昨日、新宿で仕事を終えて、次の打ち合わせが駅から離れていたのと急いでいたので
久々にバスで移動しました
最初は始発から近い所で乗車したせいなのでしょうか、結構ガラガラだったので座った
のですが、どんどん混雑し始めまして、すぐに吊皮を持って立つ程の混雑になりました。
お年寄りの移動手段としてバスは非常に重宝していることを再認識しました。
バスは近場のバス停から駅などに向かうモノだと思っていたのですが、何がある訳でも
なさそうな停留所から、またなんでもない停留所で結構降車するんです。数分に一本程度
走っている大動脈みたいな路線のバスに乗ったのですが、どこまで乗っても200円の路線
でしたが、比較的短い距離でもバスに乗られるんですね。商談を終えて新宿駅に戻る際
にはもう新宿まで 3 停留所と言うところでも結構な数の乗車がありました。
今さらながらですけど、ノンステップバスでお客さんが乗り込む時にはバスがちゃんと左
前方をかがめて乗り易くしてくれるんですね。こんなことをしてくれるバスは日本だけじゃ
ないかな…なんて感心をしたのでありました 
バスもイイのですけれど、今般神戸では一旦廃止した路面電車を本格的に復活させる
べく検討が始まったのだそうです。
さいたま市内も『鉄道の町』なのだから路面電車を復活させればいいんですよね。
大宮駅周辺と浦和駅周辺の循環線と、国道17号は車専用としても中仙道側は大宮
~浦和間も路面電車で繋いじゃう 
大宮地区、浦和地区はマイカーの乗り入れも規制しちゃえば渋滞もしないので慢性的
な混雑も緩和されるのでいいんじゃないでしょうか。地方のターミナルは車の乗り入れ
があった方が便利なのですが、都心部は渋滞でかえって人の流れが阻害される原因に
なり、商業活動の妨げになってしまうように思います。スムーズな人の流れが出来てこ
その繁華街。どこかに車の乗り入れの損益分岐点がある様に思うんです。
そして潤滑な人の流れが出来てしまうと繁華街の面としての大きさが実は広くなるの
ではないでしょうか。
首都圏で路面電車に乗れるのは都電荒川線だけです。あの付近は都バスも充実して
いるのですが、それでも荒川線はお年寄りで混雑しています。
乗降が楽であまり遅延はなく、本数も多いから生活の足として便利なんでしょうね。
路面電車はモータリゼーションの発達で交通の障害になるとしてどんどん廃止されまし
たが、高度経済成長から成熟期に入り、高齢化が進んだ日本の都心部では実は生活
の足として路面電車が優れている。専用軌道がある荒川線のようにさいたま市内は
運用出来ないのは辛いですが、それでもお年寄りたちは元気になるでしょう。
経済合理性の中に、お年寄りたちが元気であちこちお買い物に行ける点も考慮して
くれるようになるとグンと路面電車のポテンシャルが実は上がります。
氷川参道などは路面電車にも向いている路線がパッと
思い浮かぶし、盆栽町や
鉄道博物館なんかは周辺の道路事情を考えると走らせやすいですよね
こんなことを考えながらバスに乗っていたら、あっという間に新宿に着いてしまいました。
丁度、都内は都知事選挙
選挙のポスターが貼ってありまして、候補者たちの顔
写真がズラリ。
豪勢な顔ぶれに、私も埼玉県知事に立候補して・・・ 『路面電車』を県民に訴えようか
なぁ~
( 冗談ですよ
)
路線バスの旅番組は大好きなのですが、実はあまりバスには乗っていませんでした。
バスもたまにはいいですね。ゆったりしたリズムがいろんなことを考えさせてくれるの
かなぁ~ 
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