鶴瓶の家族に乾杯 ゲスト・高橋尚子さん 福島県いわき市 (後編)
旅の舞台は福島県いわき市、ゲストは高橋尚子さん。
後編の旅では、高橋尚子さんは『チームニッポン』のきっかけになった紺野さん宅をご
訪問したい・・・と言うことでした。
チームニッポンと言うのは、震災の被災地をアスリートの方々が応援してまわった活動
のことなんだとか。
活動のきっかけになったのは陸上の指導者だった紺野さんが、Qちゃんの復活優勝に
感銘を受け、まさに被災に沈んでいたいわきを元気にするきっかけになれば・・・とQちゃ
んに『いわきに来て元気づけてほしい』と紺野さんがメールをしたことに始まるんですって。
Qちゃんも『どうにかして被災地の役に立ちたい』と思っていたから招聘してもらって嬉しか
ったと番組でお話しされておりました。
いわきのあと、被災地を随分廻った・・・と言う事でした。
被災の後、いわきにはフラストレーションが溜っていた・・・。チームニッポンの活動が
フラストレーションの発散のきっかけになり、いわきが元気になった と紺野さんが
笑顔でお話しされておりました。
紺野さんみたいな方々が地域を引っ張って復興は成って行くんだなぁと感心しながら
画面を眺めておりました。
同席されていたお嬢さん・・・震災時中学3年生で、まさに卒業式の最中だったそうです。
あれから3年。この春、進学のために上京されるとのことでした。
高橋さんが『震災の時はどうだったの?』と尋ねたところ、お父さんが地域のためにボラ
ティアで活動していたことを、『原発事故もあったので不安だった。そしてお父さんの頑張
りに感謝しています。』と涙を流して語るお嬢さんの姿に胸を打たれました。
『こんな番組だったっけ』と言いながら照れている紺野さんがまた素敵だったなぁ。
震災から今まで、そんな話しは家族でされなかったそうですが、Qちゃんが来てくれた事
で、上京を前に家族のいいお話しが出来たなぁ~と思いながら私が涙してました。紺野
さん、きっと嬉しかったでしょう
紺野さん宅を探していた時に出会った方から、『いわきをよろしくお願いします』と言う
言葉にもグッと来ましたよ。なかなか言えない言葉だと思います。
鶴瓶さんの旅では合唱部の中学生の女の子たち。
あの歌声に心打たれました。
一生懸命に歌う姿勢。もちろん素敵なコーラスでした。
アメージンググレースに鶴瓶さんも涙してましたが、私も泣いた。
きっといわきの方々の心をも打ったことでしょう。
番組のラストで高橋尚子さんが、『復興は短距走ではなくマラソンみたいなもの。まわり
の人たちの応援も大事です』と話されてなるほどなぁ~と思いました。
まさに昨日、さいたまシティマラソンの沿道に私も立って応援してました。
選手のみなさん、沿道の応援に鼓舞されて『頑張らなきゃ 』と言う人たちがいっぱい
居ました。マラソンと言うのは選手と沿道の応援で素晴らしい大会になるんですね。
沿道の声が選手を元気づけるんですよ。
復興の選手は被災された方々ですけど、近隣のひとたちの応援が復興の力を鼓舞する
んでしょう。3年前は『絆』と言われて一丸となっていましたが、これからも『復興』を創っ
て行かなきゃなりません。
『いわきをよろしく』と言う声に応えなきゃダメですね。
今回の家族に乾杯では、この他に『童謡館』のおばぁちゃん達や、さはこの湯のみなさん、
紺野さんが指導している子供たちなど、復興の主役の方々が登場しました。
とても素敵な『家族に乾杯』だったです
自分なりの『マラソン』の応援方法を考えてみたいとも思いました
『いわき、頑張れ 応援してます
』
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