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NHKスペシャル 東日本大震災「防潮堤 400キロ~命と暮らしを守れるか~」・・・

被災地の方々は本当に立派だなと思いました。

高い高い、そして金額的にも高い防潮堤を必ずしも求めない・・・。

漁業や観光、生業を大切にするためには高い防潮堤は要らないと言う意見。

なかなか言えないことだと思います。

小泉地区で田を流された方が、最初は自分のことしか考えなくて1反の土地を200万

で売ってしまったけれど、そこに200億ものお金をかけて堤防が作られるとなると、

果たしてそれで良かったのかと後悔しているとのことでした。ご自身の財産より、個より

集落、国のことを考えておられるのです。

それに比べて地元の政治屋の横柄な態度、今しか考えず、どうせ税金なんだからと言う

態度に辟易としました。

400キロの防潮堤の建設に関して、地域でよく話し合えと国は定めており、地元の方々

もまさに自分の財産を危険に晒しても『費用対効果』を考えてほしい、そこまで高額な

防潮堤は不要なのでは・・・と言う立派な意見と言うのか、良心が随所にありました。

全てを一度、費用対効果で検討したら良いのではと私は思います。

そのうえで、減額になった金の一部をフリーなカネとして地域に配ってもいいと思う。

高い高い防潮堤は漁業や観光に打撃を与えるのは必至。

20年、30年後に人が住まなくなった土地を護る防潮堤と化してしまう可能性も多いに

あります。事実防潮堤が撤回された地区の漁業者さんは万一防潮堤が出来てしまえ

ば、カキの養殖は壊滅的な打撃を受けるだろうから移転も考えていた・・・との事でした。

日々の暮らしと、数百年に一度と言われる津波のどちらに基準を置くか・・・と言うのは

難しい判断なのかも知れません。その判断の軸が費用対効果だけではないのかも

知れません。

津波は何百年に一度ではあるけれど圧倒的なパワーの前に地域地区が壊滅的な

被害を受けるのでつい『対策』が前のめりになりますが、毎年、豪雨などで被害を

受けている地域もあります。近い時期に襲来すると言われる南海トラフで被災が予想

される太平洋岸の地域と比較して、費用対効果的にどちらが優先されるべきなのか

と言う考えもあるでしょう。

それを被災地外の人々が言うのならともかくも、被災地の方々が口にする民度の高さ

には本当に感心するばかりです。

そんな被災地の良心に甘えることなく、復興を果たすことはとても大事だと思います。

その実現は、必ずしも防潮堤の高さではないと、賢明な被災地の方々が口にしている。

しっかりその声を汲み、活かして被災地が一丸となれば復興は思ったより早く実現する

のではないかと思ったのでありました。

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