鶴瓶の家族に乾杯 ゲスト・久本雅美さん 大分県宇佐市 (後編)
旅の舞台は大分県宇佐市。ゲストは久本雅美さん。
後半はそれぞれひとり旅です。
安心院 (あじむ) と言うところを廻っているのですが、鏝絵と言う文化があると前編で
紹介されました。左官屋さんの鏝で漆喰を使った絵を建物の壁面に飾っているんです。
まぁそれが立派。
鶴瓶さんは鏝絵の先生の江藤さんを探す旅。(先生と言っても30代の女性です)
久本さんは美味しい野菜を探す旅との事でしたが・・・。
まずは鶴瓶さんですが、鏝絵の江藤さんを探す途中に、大阪から移住され、ぶどうと
ワインを作っていると言う川村さんの農場 (ハウス) を訪問しました。
ぶとうは露地で栽培していると思っていたのですが、ハウスでしかも土壌の管理?なの
か、トマトのハウスみたいなところでツルを這わせておられました。
全盲の次女さんが車いすで作業が出来るようにバリアフリーなんですよと・・・。
農地が1.5ヘクタール、ぶとうの収穫量は5トンもあるそうです。
大阪でデザイナーの仕事を50歳までやり、ぶどうが作りたくて移住。建物なども自分
で作ったと言う事でした。なんだかとてもパワフルな方だなぁ~と思ってみていたので
すが、番組を最後まで見終わった感想は、安心院の方はみんなパワフルだから、
本当にいいところに移住されたんじゃないかな~と思った次第。
鶴瓶さんはこの後、ひと違いのハグを経て、念願の江藤さんとも面談しました。
江藤さん、30歳代の女性なんですが、鏝絵は趣味としてやっていると言う事でした。
江藤さんみたいな方が居ないときっと文化は残らない。
大きく立派な一本桜に鶴瓶さんを案内する江藤さんがとても素敵に思えました。
一方の久本さんは、おそらく町に人が居なかったんですね。
ご自宅の畑で作業をしているおばちゃんを見つけて、たたみ込むようにトークを展開。
おばちゃんはすぐにご主人を呼びに自宅に戻り、ご夫婦そろったところからスタートし
ました。佐田さんは定年後、竹細工でいろんなモノを作っているとのことでした。
そのお仕事は趣味の領域を越えて、立派な民芸品。充分に商品の価値がある
もので感心しました
凄い人が居るなぁ~と思ったら、ナントお隣の大隈さんは能のお面を作っていると言う
ことで、突撃隣の作業場 へ。
そしたら大隈さんも素人の作品じゃありません 般若の面や獅子舞のお獅子が
飾ってありましたけどその出来栄えたるや・・・
なんなの・・・この町は
鶴瓶さんは『みんな器用な町やなぁ』と言ってましたけど、きっと鏝絵に代表されるよう
に文化を育んできたからこそ・・・なんでしょう。
小さな集落だと思ってましたが、懐の深い凄い町だと感心しました。
久本さんは佐田さんのご近所をぐるり見学して・・・と言いつつ、ご近所さんを集めて
宴を開始。
佐田さんのご近所さんを集めての楽しそうな宴でした。
おばちゃん達は久本さんのお洒落に感化され、おじちゃん達はあんまり楽しくて興奮し
て眠れなかった と言う事でした。
前編ではちょっと空まわりしていた久本さんでしたが、後編では本来の庶民的な地の
部分をしっかり発揮して、いいロケになってました。
と言うよりも・・・この旅は安心院の凄さが際立った気がします
ぶっつけの旅で、これだけの旅が出来るところってそうそう無いんじゃないかなぁ~。
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