高野山巡り・・・④ 正智院
今回の旅の目的ですが、我が会社が無事に免許更新となりましたと言うお礼を兼ねて
のお墓参り。
淡路島地区を管轄? (なんと言えばイイのか分からないモノですから ) されている
正智院さんへと歩いて向かったのでありました。
お参りに来ましたとお話ししたところ、応接間にお通しいただきまして・・・。
お庭が立派だったので、写真撮影の許可をいただきました。
しばらく待つ間、お茶とお茶菓子をいただいておりました。
静寂とお庭の見事さで心身が清められた気分です。
そうしてお祈りの場へとご案内されたのですが、ここは撮ったら行けないのだろうナと
言う空間でした。
やや薄暗い広間に金の灯篭が天井からいくつも下がっており、周囲には仏壇がいっぱ
いありましてそれぞれにろうそくの炎が灯っています。
お香が立ち込めておりまして、住職さんがつかつかと私の前にやって来て、ろうそくを
灯して下さいとおっしゃいました。
言われるがままろうそくを灯し、祖父の戒名が書いてあるページを広げた帳面を見なが
ら大きな金属の壺を住職が叩いてお経が始まりました。
私・・・メタボですがもちろん正座です
広い広間に住職の読経の声がビリビリと響きます。
プロの読経は人間の声と言うよりも金管楽器みたいな音でした。
とても早口で語りかけると言うよりも『修行』と言う感じ。
私は祖父にこれまでの商売の報告と、今後の繁栄を祈ろうと思うのですが、ジャンジャ
ン聞こえる読経の声に負けて何度も何度も読経に聞き入ってしまいまして、繰り返し
繰り返し初めから報告を続けました。
昔のレコードで33回転の軍艦マーチを45回転で聞いてる感じの読経が続き、金属の
壺を叩きなさる。
まあにぎやかなことったら・・・。
私の鼻先はお香の匂いです。
薄暗い広間にはろうそくの灯りがチラチラしてます。
トランス状態になりそうな勢いの読経が延々と続いたのでありました。
住職さんに申し訳ないなぁと思い始めた頃に、おんあぼきゃべろしゃ~と聞こえてきま
して何度か繰り返された後で終わったのでありました。
住職さんもしんどいと思いましたが、マンツーマンの私も大変でした (失礼)
お焼香させていただいて住職さんからのお説法をマンツーマンで聞き、終わった時に
足が痺れて全然立てませんでした
這いながら広間の入口に置いたカバンの元に行きまして、住職にお礼を言い、正智院
を後にしたのでありました。
神社で祝詞をあげてもらうのとはリズムが違うからでしょうか、適度にダメージを受けつ
つも、厳かな達成感を感じながら高野山の観光スポットを廻ったのでありました。(完)
| 固定リンク
コメント
お疲れ様でした。ご先祖様へのご報告大事なことですよね。益々の商売繁盛+αをお祈り申し上げます。
投稿: ヤギ | 2014年10月29日 (水) 15時23分
ヤギさん、コメントありがとうございます。
イマイチ先祖への対応の仕方に疎くて、なんだかお恥ずかしい限りです (>_<)
商売繁盛+αは、信心も大事ですが、私が一番頑張らねば (^O^)/ です。
これからより一層、頑張りたいと思います。引き続きご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
投稿: リバー | 2014年10月29日 (水) 20時42分