肉まんとぶたまん・・・
首都圏では『にくまん』、関西では『ぶたまん』で、551の蓬莱が有名です。
蓬莱は昔は難波だけだったのに、今では阪急電車のエキナカ等々、進出が目覚ましく、
大阪土産の定番になっています
私の『ぶたまん』と言えば、阪急服部駅の『中村屋ぎぶし店』のぶたまんが大好きでした。
☝ 阪急『服部駅前商店街のアーケード』にはまだ名残がありました
過去形なのは、子供のころから慣れ親しんだお店だったのですが、ご主人の高齢化
と後継問題で残念ながら閉店してしまったんですよね・・・。
風邪をひいたときなど、ココの餃子で水餃子にしてお野菜や豆腐と一緒に餃子を食べ
たらニンニク効果でサクッと風邪など治ったモノです。
『ぎぶし』とは、餃子のぎ、ぶたまんのぶ、しゅうまいのしを合体させただけと言うシン
プルな命名だったとのことです
ぎぶしさんも551の蓬莱さんもいわゆるコンビニのにくまんの皮と違って、表面に照り
のあるもっちり皮です。天井は渦を巻いておりました。
首都圏のお店のにくまんと関西のぶたまんはルックスや皮の形状が若干違っていた
訳ですが、今、関西のコンビニでも首都圏と同様のものがにくまんとして売られていま
すので、にくまんとぶたまんはイコールになってしまっているように思います。
『肉じゃが』がよく例に挙げられますが、関西の肉じゃがはほぼ100%牛肉なのに対し
て、首都圏では肉じゃがの肉は豚が多い。
肉=首都圏では豚、関西では牛・・・。
だから首都圏の『にくまん』は豚で問題ないのですが、関西で『にくまん』と呼んでしまう
と『牛』が入ってないと詐欺みたいになるから敢えて『ぶたまん』と呼んだのかも知れま
せん。
我が家では『ぎぶし』で買ったぶたまんを経木がついたまま、オカンが保温してある
炊飯ジャーの中にぶたまんを放り込んで、温かいまま保存させておりました。
今だと『チン』するのが一般的なんでしょうね。
寒くなると『ぶたまん』が恋しくなってしまいます。
コンビニのレジ横にはいい感じのそれがありまして、年々バージョンアップしている
のに驚いてしまいます。
私が子供のころにはぶたまんの白、あんまんのピンクだけでした。黄色のカレーマン
が登場した時には度肝を抜かれたモノです。
今では餃子まんやチーズまん、ピザまんなど・・・まぁ、凄いヤツが出て来ています。
もうおやつのレベルではない高級まんもありますね
お手軽で美味しいから各地の観光土産?グルメ?になっているモノも時々見かけま
す。
なんとはなしの、ぶたまん談義・・・でした
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