阪神淡路大震災から20年 池上彰の生きる為の選択・・・
20年前の阪神淡路大震災から3カ月後。
私は神戸に行きました。
私の実家は大阪で激甚災害地区に指定されたエリアにあり、瓦が落ちてブルーシートで
屋根は覆われておりました。
3カ月経過していましたから町は落ち着きを取り戻しておりましたが、1年以上、ご近所の
屋根も我が家の屋根もブルーシートのままでした。
神戸の街に行くと、倒れたビルや途中の階が崩れてしまったビル・・・、見たことも無い光景
が広がっており、阪急神戸線も途中から不通でバスに乗り換えて・・・と言う状況だったの
です。
神戸の街中からカビなのでしょうすすけた臭いが漂っていました。
震災の際には暴動や略奪は起きなかったとのことでしたが、それでも3カ月経過した神戸
の街中には崩壊したガレキの前でポツンと座っている老婆の姿がありました。
茶髪のヤンキーのアンチャン達がボランティアをしている姿もたくさん見ました。
池上さんも当時、取材で神戸に入ったのだそうです。
20年経過して、神戸の街には震災の痕跡は発見できなかった・・・。
嬉しい事です。
神戸は復興したのですね。
東北も早く復興してもらいたい・・・。
番組をみて、切にそう思いました。
地震災害で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、復興に尽力して
来られた、また現在尽力している方々にエールを贈りたいと思います。
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