8月・・・
戦後70年談話を巡っていろんな論議があり、またテレビでも例年以上に『戦争』をテーマ
にした番組が多い気がします。
これはええことやなぁと率直にそう思います。
まだご存命な戦争経験者の方々もいらっしゃいます。
彼らのお話しを聞くことは大事なことです。
今年お亡くなりになりました人間国宝の桂米朝さんは、『戦争はどんなことがあっても
しらたアカン』と生前語っておられました。
『良い戦争なんてあらへん』とも。
なるほど・・・と思います。
田原総一朗さんは、戦前、どの新聞も開戦には賛成だった。
その方が『新聞が売れるのだから・・・』、そうお話ししておられました。
キナ臭いお話しも聞こえてきますが、ひとりひとりがどう考えるのかが大事で、その為
にはいろんな情報をまずはインプットしないと判断が出来ません。
去年、初めて靖国神社に行ってきました。
遊就館も見学して来ました。
あの展示品を観て戦争礼讃と言う考えは私には起きませんでした。
核家族世代で田舎のおじいちゃんは一切戦争のことを語らずに逝きました。もっとこち
らから聞けばよかったのかも知れませんが、いかんせんあまりに情報がなさすぎまし
た。
70年と言う節目でいろいろ考える機会を創ったことはプラスなんだろうと思います。
国会でも枝葉の問題や上げ足取りの話しではなく、堂々と議論を戦わせたらいい。
『戦争をしないため』に何をどうすべきなのか・・・。
大切なことやと思います。
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