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ノーベル賞に思う・・・

大村智さん、ノーベル賞おめでとうございます。

この時期になると高校生の頃、定年される理科の先生が文系の我が教室で授業中に

お話しされた内容が思い出されます 

その先生は大学でたんぱく質の研究をずっと続けていたのですが、20年以上かかって

研究テーマが間違っていることが判り、研究を辞めて高校の理科の先生になったのだ

と。

でも全然研究は無駄ではなかったし、自分も後悔はしていません。

それだけ研究出来るテーマを見つけ、研究に熱中した自分は幸せだと思うと授業でお

話しされたのでした。

大村先生も『いっぱい失敗した』とお話しされています。

失敗に次ぐ失敗を重ねる中で、成果を残されたから今回の受賞に繋がったのでしょう。

『失敗』をどう捉えるのか 

50歳に近づいている私ですが今でも記憶に残っている授業のヒトコマです。

世界から見れば『名もなき研究者』さんの授業でしたが、素晴らしい先生に習ったと

私は光栄に思っています。

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