赤ん坊のころから『上手な歯磨き』をアチコチでお母さん方が学んだおかげで子供の
虫歯が激減しており、それが歯科医の営業を圧迫しているのだそうです。
なるほど歯科医は多いですからね。
そうなると単に虫歯治療と言う事でなく、インプラントなどの技術や、その他特殊技能
を磨かねば経営に支障が出てきてしまいます・・・。
今はやれサプリメントだなんだと言われますが、何も歯科医だけではなくて、健康面が
鍛えられて来れば医療全般のシェアも今より変わって来る可能性があるってことです。
もっとも老齢人口の増加と、その中で医療費は抑制しなきゃならないってことを考える
と老人医療の在り方そのものが変わって来る可能性もあります。
正月に伯父さん、叔母さん達と会ったのですが、お正月のおめでたい席でも、延命治療
は拒否したい、コロッと向こうに逝きたいと・・・。
健康寿命を伸ばしたいのであって、寝たきりになってしまうのであれば延命は嫌だ・・・。
大半の方はそうですよね。
冒頭のお母さんの歯磨き教室じゃないですが、お年寄りの医療費の負担は一定額で
制限して、ジムだとか、『健康教室』みたいなモノへの助成にシフトして行けばいい様に
思うのですがいかがでしょう。
歳を取ると体力の低下とともに免疫力も低下する。それでアチコチの病院に行っては
薬をもらい、体力・免疫力以上の治癒が進んでしまう。
昔であれば逝ってしまった病気も治癒してしまうモノの、体力や免疫力を向上させる
までには至らない中でガンだ心臓病だと、医学的になかなか解明できない病気に患者
が集中してしまい、結果、莫大な医療費を要する世の中にしてしまっているのではない
でしょうか。
医療費削減のヒントは、赤ん坊の歯磨き教室にあるんです 
お年寄りだって、延命治療は嫌なんだから・・・。
問題は『赤ん坊』は何も考えないし、物も言わないから、親の意向だけで済むのですが、
お年寄りの場合はなかなか子供の意向を聞かないことでしょうかね 
ガンはとても患者さんが苦しむそうです。
医療が未解明分野だから治療の術もなく、苦しみながら逝くくらいであれば、もっと易し
い病気でも痛みなく、体力・免疫力相応の病気で逝ければイイのではないでしょうか。
延命治療を選択したために、十年以上に渡り、治療費だけがかかって植物状態で生き
ながらえていると言うのは親も子も大変に辛いと、他人の場合には冷静に考えられる
のですが、いざ我が親となると・・・どちらを選択しても『後悔が残る』気がします。
だからこそ、選択肢を狭める意味あいからも老人医療に対する考え方をもっと根本から
考えて行けばいい。
先日、ガンで余命宣告を受けた方がホスピスへ入る覚悟をされ、その手続きをしている
最中でガンが進行して亡くなられた方の配偶者さんとお話しする機会がありました。
亡くなられ方、ご遺族。
ともに命と正しく向きあい、見送られた。
配偶者さんは『その選択は正しかったと思っている』とお話しされ、されでも最後のしばら
くは痛がって可哀そうだった・・・と。
きっとガンだけでなく、もっと老齢そのものにホスピスが向き合う様になればいいのでは
ないでしょうか。
大きなテーマゆえにこう書いてても迷う部分もあるのですが、昨年末から年始にかけて
いろんな人たちと出会い、お話しする中で、何か変だぞ
と思ったので、徒然なる
ままに老人医療についての私見を・・・。
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