バブル・・・
春なので新入社員の頃のお話しなど・・・
私、平成3年入行で、当時はバブルの真っただ中
就職活動もめちゃくちゃ過激で・・・いい経験をしたもんです
同期も男性だけで800人超も居ました。
ただ銀行に入りますとですね。新入行員が800人も居た時なんてそうそうありません。
人数を集めようと思ってもよその会社も懸命に人材確保に注力している訳ですから、必然
的に『質』をある程度落としても採用すると言いましょうか 私たちの世代は先輩から
バブル行員と呼ばれました。今の『ゆとり世代』みたいなもんでしょうかね。
優秀な大学からやって来ている先輩たちが新入行員として学んだ研修の時と雰囲気が
ガラリ変わって、講義中に寝たり、講義終わりの確認テストでもカンニングが横行したり・・・
カンニングと言っても自分だけがいい成績を取ろうなんて料簡ではなく、みんなが合格
すればいいよねと言う相互扶助の精神で
夜も研修所を抜け出してコンビニでお酒を買ってきて・・・宴会する的な。
上の世代とは異質だからバブル行員と呼ばれたんでしょう。
事実、バブルが終わって・・・狭き門になって以降は、またいい大学からしか人が入らな
くなってしまって上の世代と変わらない後輩君たちが入って来るようになりましたので。
バブルは時々あった方が会社運営上も好ましいのではないかと思います。
もちろんはちゃめちゃなバブル行員さんたちも今ではすっかり頭の生え際が後退してし
まった者や、メタボになった者・・・外観はかなり劣化してしまったはおりますが、銀行で
頑張ってしかるべきポジションで活躍している人たちもおります。
成長したんですねぇ。
(私は13年で戦線離脱しました)
今にして思えば、あんなにアホアホ言われたバブル行員の方が活躍している気がします。
バブル行員、バブル入行と呼ばれたあの頃が今となっては懐かしい思い出です
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