無音空間・・・
先日、無音空間に長時間居ると頭がおかしくなると言う記事を見ました。
科学的なデータなんだそうです。
お~っ、なるほど
私が大学生の頃、友人の下宿・・・本当に一軒家の貸間で、我が立命館と京産の学生
さんが住んでました・・・を夜11時頃に出たのですが、西陣からちょっと入った路地が
まさに『し~ん』と言う空間でして、道幅が2 m ほどのうねうね路地をテクテク 歩い
ている時の怖さったら。
まずは無音の『しーん』と言う空気の重さを肩に感じ、ヘビの様な路地の向こうから
甲冑武者がやって来る様な恐怖感を感じます。
自転車なら怖くないのですが、徒歩だと怖い
甲冑武者はガチャガチャ音が聞こえるんでしょうが、後ろからは手裏剣を持った忍者
がそ~っと追いかけてくる気分でした
もう25年も前の出来事ですが、あの怖さと路地はしっかり記憶に焼きついています。
きっと脳があまりの無音ぶりに驚き、怖かったんでしょう。
大阪の自宅では深夜でも新御堂筋の車の音が消えたことはありませんでしたから
頭がアホになっている中で、中途半端に『賢い』ものですから、応仁の乱の風景が
パッと目の前に浮かぶ。今にして思えば幕末の勤皇の志士でもいいんですけど残念
ながら京都=応仁の乱と言うチープな発想力なんですよね。
バラ戦争が出て来ないだけまだ恐怖感に支配されていないのかな
千本通りに出た時にどれだけホッとしたことか
京都は観光するところもいっぱいありますが、もしお時間がございましたら、西陣界隈
の路地をひとつふたつぜひ曲がってみて下さい。
きっと・・・西暦1400年辺りまでタイムトラベル出来ると思いますよ。
知識量が豊富な方でも・・・100年ほどはタイムトラベル出来るでしょう
京都だもん。まだ路地はあるよねぇ
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