大病院・・・
『プレジデント紙』によりますと、聖路加国際病院でボーナスの遅配があったそうです。
なんでも労基の監査で指摘された未払い残業代を支払ったので資金が足りなくなって
しまったとのこと。
その記事によると、聖路加だけでなく、首都圏の大病院は軒並み経営が厳しいとも
書かれておりました。
そして医師・看護師も常態的に不足しているとのことで・・・。
先日、新宿の大病院に用事で行ったのですが、エレベーターが満員でなかなか乗れな
いほどの混雑ぶりだったのになぁ。
首都圏の人口からすると、大病院が次々破たんするようではこれからの首都圏の都市
機能がちょっと心配になります。
お腹を切っても病床の不足で、本当にあっという間に退院になったのも驚きましたが、
この問題は、病人さんの回復力という視点に立つと、すぐに歩かせる方が治りが早いん
ですって。
多少、ウンウン唸りながらでも歩かなきゃダメ・・・なんて言うのは果たして本当なのかな。
病床が足りないからテキトーな理屈をつけて追い出しているんじゃなかろうか?
病人さんにしてみたら大変なことですよね。
首都圏は人口が密集しているだけに、医療が破たんすると、これだけの高密度の都市
を維持できなくなる可能性があるってことなんでしょう。
都道府県ではなくて、『首都圏』というくくりでなんとか対処出来ないもんでしょうかね。
ちょうど東京五輪のカネで揉めているのがチャンスなんじゃないかなぁ。
一方で、患者サイドは医療費問題の都合であんまり病院に行かないように・・・なんて
指導する方向に進めようとしているけれど、どう調整するのかな。
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