藤井4段・・・
小学生5年生のころ。ドラえもんブームとコロコロコミックスが流行りましてね。
私もドラえもんは黙々と読んでいました。
そしてコロコロコミックスに1コマ漫画を描いてはせっせと送っていましたが、ついぞ
掲載されることはなく・・・ 

プランはまだしも絵画的な才能が一切ないので当然と言えば当然のこと。
習字にそろばん、お絵かきクラブに体操教室と今思えば、親は私の何に期待したのでし
ょう?と思うほどに無駄な出費をし続けていた訳です。
習字は書道教室からあまりに私が騒ぐので、周りの子供の迷惑になるからと言う理由で
クビになったのですが・・・習字の先生が習字道具セットを持参して、丁重にもう来ないで
下さいとお話しされたのでよく覚えております・・・きっと、芸術的な才能がなかったでしょ
うね。
でも芸術的な才能を開花させる子供なんてごくわずかですから、当然の帰結ですわ 

親もまさかの『藤井4段』を期待していたのかな 

もっとも、もうすぐ50歳になると言うのに、私が生まれた直後、知らないお婆さんが私の
おへそをまじまじと見て、『この子は大器晩成なり』と占ったことを未だに信じておりまして、
もうそろそろ『晩成』やろと言ってます 

占いババに見料も払っていないのだから、当たるかいなと言う話なんですが。
藤井4段も親が将棋盤を与えなければ、才能は開花しない訳ですので、ある程度子供の
才能開花には親の介添えも必要なんだろうなぁと思いますが、30年に一人の逸材なんて
才能が、我が親から生まれるはずもありません 

もっとも冒頭のコロコロに投函するはがきです。
拙い絵で、掲載されるはずもないにも関わらず、はがきだけは買い与えてくれました。
才能を伸ばす親としての資質はあったけれども、残念ながら私に才能がなかっただけ
なんだなあ~と藤井4段の活躍に興奮しつつ、昔を懐かしむ今日この頃でございます。
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