会津
先日、横浜で司馬遼太郎展を見ました。
磯田さんの本を読んだあたりから日本史づいておりまして。
私は高校の歴史は世界史を履修しましたので、あまり日本史が詳しくなくて。
世界を舞台に活躍したいと高校生の頃は思っていたのに、たった一度の洋行で
もう二度と外国にはいかないと思ったのが運の尽き。
すっかり国内モードでございまして、日本史が今面白くて仕方がない。
日本史の中でも今、一番興味があるのが会津史でして。
保科正之さんのこと、そして松平容保さんのこと・・・。
大河ドラマ・八重の桜のことも思い出しつつ、幕末以降、会津は損な役回りを
一手に引き受けて来られたことに思いが行きます。
会津には震災以後2度訪問しましたけれど、雪の中を歩いていた私に会津の方
はとても親切にしていただきました。
会津の方のハートフルな対応がとても嬉しかったです。
会津の小学校では『あいづっこ宣言』なるものが掲示され、唱和されているそうです。
①人をいたわります。
②ありがとう ごめんなさいを言います。
③がまんします
④卑怯なふるまいをしません
⑤会津を誇り 年上を敬います
⑥夢に向かってがんばります
やってはならぬ やらねばならぬ
ならぬことは ならぬものです
今に至るまで、幕末以降、おおくの不条理を受け入れて来られた地ですが、なお、
こうして人材育成に力を入れる凄い地域だと感心しています。
大きな苦難を昇華させ、花開く時期もそう遠くないでしょう。
近い将来、会津から日本を背負い立つ青年が現れると思います。
他地域も見習わないと。
本当に会津の方々には頭が下がります。
保科正之さん、松平容保さん、そして会津にもっと脚光が当たる日が少しでも早く
訪れたらいいのにと切に願う今日この頃です。
もっと歴史で教えてほしかった・・・。
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