親子喧嘩・・・

大塚家具の創業の地は春日部で、いよいよ創業の地を撤退するとの報道を読みました。

春日部は埼玉県内で見ても商業としての一等立地か？と言うと決してそうでもない訳で

逆に今の大塚家具の方針の、大宮又は浦和に引っ越したいと言うのは、都落ち的な話し

ではないのですが・・・。

大塚家具は娘とお父さんの大喧嘩で話題になってしまって、それが会社の首を絞めた

みたいな言われ方をしています。

でも実際は違っていて、もともとニトリさんみたいな安売り家具の台頭で、大塚家具の

ビジネスモデルに限界があった。だからこそ親子で対立しなきゃならなかった訳です。

ただ今にして思えば、あれだけの身代、もっと上手に有効活用して騙しだまし経営をして

行けばもっと延命は出来たのに・・・と言うことなんでしょう。

家具＝縁起物と言う考え方も相まって執拗な親子喧嘩は消費者に対しての悪イメージ

につながっています。

ただそれは単なるイメージなので、一転仲直りしちゃえば、縁起物になるのかも知れませ

ん。さぁそこで縁起物としての風評が高まったとして売れるかどうか・・・。

そう考えると社のイメージ戦略が春日部ではまずかったとも思えましょう。

絵の描き方がとても大事。

頑張ってほしいけどなぁ。