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江戸

先日のNHKスペシャルでやってた江戸の町と商人のお話し・・・。

打ち壊されちゃうので大商人が話し合いをして、困った方々に施しをした。。。
貧富の格差の是正を町人(商人)がやった  と言ってました。
磯田先生の本には、奉行さんに名君がいて・・・と、政治が偉かったんですよなんて
紹介されていた箇所をつい先日読んだんだけれど 
武士が経済を支える世の中から町人が経済を支えるようになっただとか、鎖国中で
はあったけれど、町人が支える経済の頃(江戸後半)は世界の中で、最も経済が発展
していたとか言ってたし 
徳川幕府はダメダメだったのかな 
いやいやあれだけ続いた江戸時代、そうそう悪政でもなかった気がするんだけど。。。
磯田先生の本によると、とりわけ西日本の低地で新田開発が奨励され、飛躍的に
耕作地が増えた結果、人口も爆発的に増え、領民も豊かになった。
食べられるようになると人口は増える。。。
但し、大地震が発生して低地の新田が洪水の被害で大打撃を受け、そこから人口が
急減して飢饉が発生。人口が低位安定する時代に突入したなんて記載もありました。
江戸時代は自然災害が多かったんですよね。
もっとも・・・江戸の町と言うのは当時の世界最大規模の町。
日本全体のくくりではなく、江戸の町に限って言えば、治政より町民の自治の方が機能
してたんだろうか?
その流れで・・・明治維新に繋がるのかな?
なんかあんなにブツ切りで江戸の町人文化を特集されると、江戸時代、江戸の町につ
いてのイメージがガラガラと壊れてしまって。。。
商人『道』を説かれるほどに商人は立派で、その影響が今の真面目な日本人へと脈々
と受け継がれている・・・なんて紹介されもしていました。にんべんは企業イメージが
上がったなぁ 
あれだけ言われると、江戸時代より前はめちゃめちゃだったのかなぁと思ってしまう。
忠臣なんて発送もなかったんだろうか。
農業立国でみんなで助け合いながら暮らしていたから、商人道が・・・じゃなくて、
商人さえも・・・と考えた方が合理的な気がするんだけどなぁ。
武士以外の農家さんや、細工職人さん達もイイ仕事していたし、文盲率が江戸時代と
言えども日本が低かったのは農家さんも収穫量を上げる努力をするために、スーパー
農家さんたちが植え付けの時期や肥料、病害虫の対策を本にして広めていたと磯田
さんが書いてました。自分の知恵として門外不出でこっそりと富を囲うのではなく、
公開してみんなを富まそうとするんですよ。農・工・商それぞれも偉かった。。。
悪銭身に付かず的な発想で暮らしてた気がするんだけれど。。。
どうかなぁ。
もうちょっといろんな本を読んでみよう 
(こうして歴史好きになっちゃうことをNHKは企んでいたのかなぁ。まんまと乗せられた
のかも知れないなぁ)

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