武蔵野うどん 竹國さん・・・
埼玉は全国2位のうどん県なのです。
そしてご当地うどんと言いますと、武蔵野うどんや加須うどんなどがありましてね。
その2トップがバチバチと火花を散らしているかと思いきや、さに非ず。
元々うどん好きな県民性に眼をつけた丸亀さんがスルリと入って、丸亀さんがご当地
うどんを蹴散らしている模様です。
加須うどんは県北なのでよく判りませんが、武蔵野うどんは撃破されまくっている感じ。
一反木綿がドンと乗った武蔵野うどんです。
強烈なコシのやや太いうどんなので、茹で上がるまでに時間がかかってしまうのです。
そしてうどんの製造にも手間暇がかかってしまうんですよ。
何度も何度も足で踏まないとあのコシが出ないんです。
そしたらお値段も高くなるし、注文の品を提供するのにも時間がかかってしまうので
必然的に回転が悪くなる・・・。
それでも竹國さんが最近多店舗展開をして、武蔵野うどんを積極的にPRしています。
お昼時などは駐車場がいっぱいになっているので支持されているんだなぁ~と思い
つつ、たまたま午後2時頃に通ったら駐車場が空いていたので久々に入店しました。
まずはドアに貼り紙が。『7月より営業時間を~21時までを~18時までに変更します』
とのことでした。
武蔵野うどんは朝が早くて閉店時間も早いところが多いので、武蔵野スタイルに倣っ
た感じですね。
メニューは↓こんな感じ。
埼玉グルメの冷や汁うどんもいいなぁと思いましたが、久しぶりなのでベーシックな
肉汁うどんを注文しました。ただ周囲のお客さんはカレーうどんを注文する方も多か
ったです。
さて、思ったより早くテーブルに注文の品が来たのですが・・・
丸亀に対抗しようと努力した結果、早くうどんを提供しようとこんな麺にしたのかなぁ。
つけ汁も甘さが足りず、麺も柔らかい。
大宮系の肉汁うどんなんですね。塩味のあっさり味で麺もあまりコシがないスタイル。
これではインパクトが足りないんですよね。
某大宮系の人気店の肉汁をインスパイアしたのかなぁ。
私は所沢・多摩地区系の甘い肉汁うどんが好きです。
本当の野良仕事の合間に食べる糧うどん。
肉体労働をした後だから、味はやや濃い目で甘目。そして腹持ちをよくするために
麺がぎゅうぎゆうの小麦粉感で、コシなんて優しさじゃない剛麺が武蔵野うどんなん
だなぁ。
上のがむしゃらさんのつけ汁と色を比べて貰えばよく判る・・・。
麺もピカピカで硬さが判るフォルムでしょ 

私は武蔵野うどんが大好きなので、竹國さんには頑張ってもらいたいと思っています。
それゆえに、武蔵野うどんとするならば、所沢・多摩地区系の武蔵野うどんに振り切っ
てもらいたいなぁ。
なんだか中途半端な感じがして、これだと丸亀に行っちゃうかなぁ~。お客さんは・・・。
ただ麺の量は普通・中・大盛り(700グラム)どれでも680円と書いてありました。
コスパで攻める戦略なのかな。
昼時は混んでいるから相応に人気なのかも知れませんけど、もっともっと繁盛して、
丸亀から武蔵野うどんを守ってくれる存在になってくれたらいいのになぁ。
『惜しい
』と思った竹國さんでした。

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