イワシ②
さてさて、イワシ理論です 。
日本列島、中でも首都圏は世界でも有数な人口密集度なんだそうです。
これは江戸時代の頃からと言うので数百年間、その密度を保っているのだそうです。
これって凄い事でして、その人口密度を維持するためには、ある程度自由を犠牲に
してでも『群れ』の意思を優先させないと『群れ』が崩壊してしまう。
『群れ』の崩壊は海の中では小魚だと死を意味してしまいます。
高い人口密度を長期間維持しようとするならば『群れ』の意思をしっかりと
見分ける?聞き分ける?のが大事なんですね。
そしてこれに磨きをかけたのが自然災害なんだと思います。戦火も同様なんだろう
なぁ。コツコツと積み上げて築いた街や村を理不尽に破壊し尽くしてしまう。
もう嫌になるところなんだけれど、一致協力して、前の街や村に改良をして更にいい
街や村をまたこしらえる。破壊された課程や再興の課程を知りながら育ち、それを
子々孫々に口伝して、『群れ』の意思を聞く努力をしてきたのだろうと思います。
例えば人口密度がぎゅうぎゅうでなければ、『群れ』を意識しなくても自然災害には
打ち勝つことが出来ることもあれば、その地を捨てて別の地に移り住むことで対処
することも可能なんだろうと思うのです。
自然災害が多くて、狭い。
それ故に自然界のイワシ理論を進化させた国が日本なのかなぁと・・・。
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