日韓関係がいよいよ破たんしそうです。
日韓関係が良くなればいいと私は思いますが、これは行くところまで行ってしまうかなと
諦めに似た気持ちも残念ながら湧いてきました。
隣国の政財界の発言を聞いていると、勇ましい発言ばかりで、問題点だと指摘された戦略
物資の管理体制を正そうとする発言は皆無です。義務を果たさずホワイト国の権利ばかり
を主張されては日本もほとほと困ってしまう。
感情は置いて、非は正さなきゃならないし、日本からの輸出戦略物資が世界への脅威となる
武器等に利用されては困ることがなぜ理解できないのかと不思議に思う。
3年前までは3品目の使用に疑義が生じた場合の協議は開催されていた訳で、少なくとも3年
間協議に応じて来なかったことの説明をしなきゃ始まらない。
なのに論点をずらして、WTOだとか国連だとか言ってみたところで仕方ないのに。脅迫し
たって聞く耳は持てないのに。不買運動などでナショナリズムを煽っても2国間関係が悪化
するだけ。正しい情報が入らないから間違った行動に出るのも仕方ないことなのかな。
武藤前大使は日本が隣国に対して協力してきたことを隠さずに公開し事実を知って貰えば、
きっと日本への感情は変わるはずだと言っておられました。武藤さんは2国関係を良くする
努力を続けて来られたのに、文氏がめちゃめちゃに壊したことに対し立腹しておられ、韓国
の方々が悪いのではない。文氏による災害だと話されておりました。
ただ彼をリーダーに選んだのは国民であり、結果として彼がめちゃくちゃに壊した責任を
果たすのもまた国民です。耳目を集めるために感情をあおる記事ばかり書いて世論を誘導し
てしまうマスコミも悪いんでしょうね。
日本も太平洋戦争に至る道のりでは朝日新聞など全マスコミが戦争礼賛だったと聞きます。
勇ましい記事を書けば書くほど売れたらしい。
ハーメルンの笛吹き男じゃないけれど、国がめちゃめちゃに壊れることを一度経験されな
いと理解できないことなのかなと悲しいけれど思ってしまう。
歴史、歴史と言いますが、日本はマスコミに煽られて戦争に突入し、焼け野原になりました。
世界中で戦争が無くならないのは、焦土になった記憶が薄れるからです。
隣国は焦土になった経験がないから、権利には義務を伴う事を忘れ、勇ましい事を言うこと
こそが愛国心だと誤解してしまうのでしょう。経済が良くなり、世界に伍することが出来た
と鼻が高くなることで、近隣を軽んじる風潮が芽生える。誰もが一度は通る道なのかな。
行くところまで行き、本当に困った時点でどう思うのかと言うことなんでしょうね。
そのまま破たんの道を選ぶのか、近隣諸国と新たな関係を築くのか・・・。二者択一の
問題は閻魔さんの前に出ないと出てこないと言う事なんでしょう。
Youtubeを見ていますと、隣国の親日家のおじさんが歴史を正しく学び、お互いが敬意を
持って接するようになるためには、一度ひどい目に遭わないと理解できないと思う。この
まま妥協しないで隣国と接して欲しいと話されていました。一度焦土にならないと韓国は
日本を尊重出来ないのだろうと・・・。反日が改まらないだろうと。
親日家と言うと語弊があるのかな。近隣諸国とは互いに理解しあい、尊重して互いに協力
すべきなんだと話されているおじさんです。その声が隣国でも大きくなればいいんだけれ
ど。隣国の大学の先生からも慰安婦・徴用工の本来の姿はこうだと言う声が出てきては
いるんだけれど。焦土にしてはいけないと言う思いがあればこそで、本来は彼らこそが
愛国者だと私は思います。金銭欲に魂を奪われ、笛を吹くマスコミ。それに踊らされ
焦土に導く政財界の人々達。
悲しい事です。
笛吹き男とその音色に踊らされた方々だけが川で溺れればまだ救われますが、実際には
廻りの方々も一蓮托生で苦しまねばならないですからね。
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