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正倉院

深夜、テレビをつけたら奈良の正倉院の宝物のお話しをやってまして。

子供の頃、琵琶やら青いガラスの壺?やらのことを話してました。

確か、遠くはペルシアからシルクロードを通って運ばれて、宝物として校倉造

の建物内で保管されていると習ったなぁ~と思っていましたら、最初から衝撃

でした。あのお宝たちの大半は実は国産だと調べたら判ったとのことでした。

え?国産?日本製?どういうこと?

螺鈿細工の人間国宝の方が登場して、今でもあの宝物の螺鈿細工は難しい・・・

と話していました。

世間では『桜を見る』のがどうこうとツマラナイお話しで騒いでおりますが、

50年に1度くらいの間隔で、その時の『宝物』に値する陶器やら木工品やら

を新正倉院に収めて行けばいいんじゃないの ✨

おっと、これは恣意的に選んだとかなんとか言われると『桜』と一緒になるから

然るべき方が選ばないとダメなんでしょうね。

技術を大事にする国として、あの正倉院を創った人は立派だったんだろうと思い

ます。そしてそれを創った昔の日本の職人さんもね ✨

桜は散るけど、技術は遺る。

粋な企画だと思うんだけれど。

最初は土地や建物も必要だから、億の企画ですわ。

どないですか?散らずに遺る未来へのタイムカプセル。

技術の奨励にもなると思うんですけれど。

40年前に小学校で習った時には、あれは舶来の品だと習いました。

技術の伝承がうまく行ってなかったと言うか、舶来だと思わせたかったら

ワザと技術を秘密にした結果、舶来と言う見栄が遺ったんでしょうかね。

これからの新正倉院にはちゃんと技術の伝承も求めましょう。

さしずめ第一号は首里城かな。

夜間イベントはしない形で、リアルな復元をさせてもらいたいなぁ。(沖縄

の方々が望めばの話しですが。お城をイベント広場に使うのであればリアル

さは追求できませんわ。また火事になりますから。火の元を断たないと千年

遺りませんからね。正倉院だから千年単位で物事を考えにゃならんと思います。)

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