引き続き医療の話題です。
欧米では口から食べ物を摂取出来なくなったら、栄養をチューブで投与してと言う治療は
しないのに、なぜに日本ではそうするのか。
きっと宗教的な意味合いもあるんだろうなぁ。
神さんが作ってくれた機能でもって生きながらえられないのであれば、天に召される時な
んだと欧米では考えるんだろうなぁ。日本では神が云々は通じないから、生命の維持がで
きるならば可能な限り生かそうとする。
人間の尊厳に対する考え方が大きく異なる訳ですよ。
それでもって多くのお年寄りは日本式を支持しているのかと言えば決してそうではなく、
欧米式が良いと言う。ピンピンコロリを観音様にお願いに行くなんてのがその表れですわ。
最終的に人は死ぬ。健康寿命を越えて生かされるのは辛いんですよ。
本人も家族も、そして医療費面では国も苦しい。
日本は死神さんがちゃんと役割を果たさないから結果として世界の中で長寿国になってしま
っていると言うのはあまり褒められたことではないなぁ。
健康寿命の長寿国ならばうれしいけれど。
食生活、生活習慣含め決して世界比悪くはないはずだけどね。
人の尊厳ってとても大事で、死神の出番を遅らせる医療ってのはダレトクなんだろうね。
欧米ではピンピンコロリを教会で祈るなんて決してないはずです。
医療が守る守備範囲をキチンと守っているんだと思う。
コロナみたいな病気が発生した時に、この患者は守らなきゃいけないと思うのもまた欧米で、
日本の医療は何か違うんだな。
医療の倫理観が。
死神さんに患者さんを渡すことが悪い事なのかどうなのか。
病人さんにお疲れさまでしたと敬意を払って死神さんに患者さんを渡すことは悪い事なのか
な。少しでも生かしたいと言うのが医師の腕なのかな。
よく判らない。
誰かが『この世は修業の場で、しっかり修業をしてからあちらに逝く。やり切らねばならない』
と言ってて、その通りだとは思うんですよ。自死や不摂生で寿命を短くしたらアカン。修行が
半端になってしまうからね。
健康寿命なんです。やっぱり大事なのは。
あっそうそう。ちょっとズレるかもですが、『痛み』の治療。
友人が苦しんでるんですけど、なかなか治せないらしい。
痛みは健康寿命を考えるととても大事な項目ですが、寿命派だと重大なテーマじゃないのかな。
放置されがちなテーマみたい。
医療の叡智が向かう場所の視点をちょっと変えた方がいいと言うか、変えてもらいたいんだなぁ。
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