またまた邪馬台国論争
高校の社会科の教員免許を持っておりますので、教師以外の職に就いておりますが歴史の本や映像は
好んでみます。また史跡を見学するのも大好きです。
磯田さんの本は随分と読んでおりまして、百田尚樹さんの日本国記も単行本を買い、今回の文庫化で
大幅加筆したとのことで、文庫本も買いました。百田さんの商売上手にすっかり乗せられている私な
んですが、最近始まりました日本国記の記念の百田さんが語る日本の歴史も拝見しております。
百田さんの動画は古代から現代史までを100話以上の動画にするとのことで期待しているのですが、
まだ始まったばかりなので今は古代史を語っておられます。
ここ数日は邪馬台国、卑弥呼のお話しでしたが、これを見ていて私も閃いたことがあります。
邪馬台国と大和政権の行方。なぜ古事記や日本書紀には邪馬台国や卑弥呼のことが書かれていないの
か。魏志には書かれているのにね。
以前、私は魏の国のオッサンが船に乗ってやってきて、九州のオッサンに『ここはどこや?』と尋ねる
と、『八女たい』と聞いたので、八女たい⇒邪馬台国と魏志に書いたんちゃうかと友人知人に自説を
話したのですが、目を輝かせて聞いてくれる人はなく、みんながスルーするので間違っているのかなと
不安を感じ、もう自説を語る機会もめっきり減らしておりました。
そんな私に百田さんが動画でアドバイスをくれました。
なぜ古事記や日本書紀に邪馬台国、卑弥呼の事が書かれていないのか。
お~、そうか! 魏のオッサンが書いて、日本の古代のオッサンが書かないなんてことがあるか?
有るわけがない。流石小説家ですなぁ~、百田さん!
そこで自説の『八女たい』の間違いを悟りました。『大和たい』と言うたんやね。
YAMATO TAI ちゃんと九州のオッサンは魏のオッサンに正しく伝えたんだけど、魏のオッサンの耳に
は『やまったい』と聞こえてしまったんだ!地名については謂れは聞きませんが、女王卑弥呼のことは
『卑弥呼?なんやその人は?』とさらに突っ込んで尋ねると、『太陽の巫女や』との答えを聞いて、へ
え太陽の巫女か、つまりは日巫女やなぁ~と思いよった。
そうなんですよ、大和の国の天照大神を魏のオッサンが魏志に書いたら、邪馬台国と卑弥呼になってしま
ったと言う事なんちゃう?説をわたくし、閃きました!
邪馬台国は九州にあった説を曲げて、畿内説に移行しますわ。正解は奈良!
あっ、でも九州から奈良に遷都したんちゃう説もあって、それもありかなとは思っていますわ。私はね。
でも魏志倭人伝の邪馬台国と卑弥呼の記述に関しては、大和の国と日の巫女=天照大神だと思います。
う~ん、邪馬台国論争でなくて、これが徳川埋蔵金論争なら、掘りに行けば大判小判がザックザクなのに
悔しいなぁ~。正解が判っても誰にも褒められへん!
あっ、ちなみに百田さんはこんなアホなことは書いたり言うたりしてませんで。
あくまで百田さんがなぜ?と考えたから、私も考えたってだけで。
こんなアホなことを言うやつの本なんか買えるか!動画なんか見るか!ボケ!と思ったらダメです。
大勢のブレインと構想を練ってまとめたのが日本国記だと言ってました。百田さん。
そこに小説家の百田さんの想像力が加わって、古代史は考えておられるので、上記の『問い』を考えた
んでしょうね。
さぁ、気の毒なのは私の友人知人です。また会う人たちに自説を聞いてもらう訳ですから。
古代史に興味がない人たちも多いのと、今はコロナ禍で面会謝絶だから・・・。
さて反応や如何に。
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