頂点
畑岡奈紗さんのこんな記事を読みましてね。
『昨年度のアメリカ女子ツアーの賞金ランク3位は悔しい』と。
全米女子でプレーオフでの2位。五輪にも出場し、数々の試合に勝った結果がマネーランク
3位と言う顕著な成績だった訳ですが、現状に甘んじない、課題を立ててそこに向かう・・・。
もっともっとメンタルや技術を磨いて上を目指す・・・。
うわ~、この人は見ている舞台が全然違う人なんだなぁ~、日本女子ゴルフ界がどうこうナンテ
小さな器でものを見ていないんだなと感心しました。
まだ22歳でっせ。怪我などせず、もっと高みを目指して欲しいなぁと思います。
将棋の藤井4冠もそうでしょ。19歳のまだ青年です。でも発言を聞いていると日本の将棋界を
背負った発言が多々あります。タイトルを4つ持っていて一番多いんだから当然と言えば当然なの
かも知れないけれど、彼は他の若い棋士たちの発言とちょっと異質です。
米長邦雄さんが、羽生さんが若かりし頃もそうだったと言ってました。著名な方のお香典の額が
当時の段位からすると破格の額を出し、参列しなかった同業者から同じ額を包んで・・・と言わ
れたのでその通りにしたのですが、あまりの高額に驚き立腹したと言う話しが廻り廻って米長さん
の耳に入って来たとのことだったと思います。
米長さんは言ってました。そもそも棋界を代表する方の葬儀に参列しないと言う気持ちがその方は
ダメであり、お香典の額についても当時の段位からするといくらみたいな考えでなく、これくらい
の額は出すべきだと羽生さんは思っていた。若かりし頃の羽生さんとその知人の棋士さんは将来や
っぱり差が出てしまうと。これこそが勝利の女神の法則です。
高みに目標を置く方すべてが女神から微笑まれる訳ではないけれど、不特定多数の中から無作為に
女神が選ぶのでなく、ある一定の集団の中からのみ選ばれる。
その一定の集団に入る素質の話しをしてますねんわ。
畑岡さんの前年度アメリカ女子3位のマネーランクが悔しい発言を見て、この人は・・・と思う
由縁です。そういう選手は引力が強いから、笹生さん、渋野さんに続いてこれからドンドンと日本の
女子ゴルファーが世界に出て行くんだとも思います。
頑張れ、畑岡さんや藤井君、そして大勢の若者たち!!
| 固定リンク
コメント