こうや
南海高野線の特急こうや号に利用される30000系が車両基地内で脱線しています。
本数が少ないので、特急型でなく一般型の電車で只今代走中なんだとか。
数年前に高野山に行った時に驚いたのですが、橋本まではまぁ普通の線路ですけれど、橋本から先は
もう登山電車です。山の中をうねうねとそれこそ無理やり線路を通しましたと言うような線路なんで
すよ。橋本⇔極楽橋 の間がね。
桂文珍さんが落語のマクラで、高野山は和歌山にあるだけあって、車輪をキイキイ鳴らしながら凄い
山道を高野線は登っていくとお話しされておりました。
リアルにキイキイ車輪をきしませてゆっくりゆっくり登っていきます。
電車の車内から撮った車窓風景です。真田幸村さんが家康さんから意地悪されて蟄居させられていた
場所がこの辺りだとのことでしたね。
もっとも南海こうや号はもともと1日数本しか走っておらずに、私は見事に乗り遅れて、急行で橋本
まで行き、そこから乗り換えて極楽橋まで登山電車で。極楽橋から高野山にはケーブルカーで行きま
したわ。
ケーブルカーは先代のもの。今はもっとスマートな顔つきの車両が走っているはずです。
脱線だから、まずは線路の上に車輛を戻して、台車とか床下機器類の修理をしなきゃなんで、相当に
時間を要しちゃうんだろうな。南海本線の方のラピートはいっぱい車輛があるから代走も可能な感じは
しますが、高野線の方は・・・。あの程度では廃車にはならないと思うんだけれど・・・。
異様なフォルムのラピートです。
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