今は大阪府内の中学校でも給食があるらしいのですが、私の頃は弁当でした。
カバンはペッチャンコにしたものが入らない学生カバンとブルーの補助カバンと言うヤツを使って学校に
行くのですが、教科書を机の中に入れて帰ると怒られるので補助カバンに入れて持ち帰るんです。
何も入れない学生カバンとパンパンの補助カバン。またオカンが良い感じにつゆだくのおかずをアルミ?
の弁当箱に入れるんですよ。ゴムパッキンとガチャッとセットする針金を妙に信用してね。
おかけで国語の分厚い教科書と体操服はええ感じで出汁のシミが・・・ねぇ。
教科書はいいにしても、体操服は困るで・・・と、体育の授業がある日は弁当ではなくパンを買うことに
してもらいまして。最初は神戸屋パンだったのですが、パン職人がこの需要を見逃すはずもなく『焼き立て
のパン』が登場。本当は通学路にあれば便利なのですが、なんせ住宅街だから通学路に歯神戸屋パンさえな
いので、予めチャリンコで6時とかに買いに行くんですわ。
関東では前日の晩に買うのが主流なのか、焼き立てパンの朝は遅いですけど、大阪では朝5時くらいには
焼き立てが出来てお店も開いてましたで。
パンを補助カバンの一番上に入れて学校に向こうのですが、予鈴の8時20分~本鈴の8時30分の10分間の
間に滑り込んで通学するスタイルでしたので、ふっくら焼き立てのパンが国語や社会の分厚い教科書の下敷
きになり無残な姿になっていることもしばしばでしたなぁ~。
中学校も3年通うので、そのうち私も利口になってオカンに、『アルミの弁当箱にただただごはんだけ詰めて
や。梅干しとかも要らん。あとはククレカレーで充分や。お昼になったらカレーかけてカレーライスにするか
ら・・・』オカンもラクチンだし商談成立。以後、たびたびカレーライスのお弁当はありましたんや。
ククレカレーやボンカレーは箱に入ってましたから、封を切ったレトルトをそこに入れて持ち帰ればノープロ
ブレムのはずだったのですが、世の中はなかなか計算通りにははこばないもので、箱からカレーのルーの残り
が補助カバンの中にこぼれると言う事態を招き、それが教科書や体操服についてシミになると言う悲劇を生む
ことにもなるんですけど・・・ね。
色的に・・・体操服にはやばいですわなぁ~。
あれ?何の話しをしようとしてたのかなぁ~。
まぁたまにはいいですかね。
※もう令和になった今、大阪の中学生は給食になったからお弁当の出汁のシミが付いた教科書を持っている
子はおらんのですなぁ~。
中一のころ、オカンに出汁はアカンねん。煮物は弁当に入れるの禁止。他の子の弁当はおかずがカラフルな
色合いやけど、ウチのは茶系が多いねんと教科書と体操服に弁当箱から漏れたダシがついてしまったから
オカンにクレームしたんですわ。オカン怒って、そんなこと言うならお前が作れと言われて、しばらくはボ
イコットされて神戸屋パンでパン買って持って行くしかなかったんですわ~。
もうそんな親子喧嘩も大阪では無くなったんですわなぁ~。
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