足し引き
大河ももうすっかり見なくなりましたが、大河に引っ張られて鎌倉の本が結構出てますな。
戦国は人気があるけど鎌倉時代なんかは頼朝さんが・・・くらいしか知りませんでした。
頼朝さんの血筋が絶えた後は北条さんと教科書でならったもんで、ほうほうと言う感じで
暗記してましたが、合議制でいろいろ決めてたんですね~。
それで気に入らない奴は粛清しますんやぁ~。あんなん教科書で書けへんわ。
社会の授業が『にんげん』とかの道徳の授業になってしまう・・・。ちょっと待て~ってな
具合。
猿山の戦いの中での頂上戦争とは別に、いずれ違うところから新たな勢力が出てくるときに
対抗出来へんってのが判らんかなぁ~。
鎌倉時代の歴史の本を読んでてムカムカしたんですけど、この世の中でもロシアでは新興財閥
の偉いサンがバタバタと不審死してます。
中国でも権力争いと失脚した者のパージが凄い。
独裁と言う体制を維持するためにはライバルは潰さなきゃだから、どうしても鎌倉殿の世界観
と似通うのかなぁ。
ロシアや中国の未来は判らんけど、鎌倉の未来は我々は教科書で習ってます。
そんなに長く続かずに室町時代がやって来る・・・。
意見や反りなんか関係なく、お互い仲良く連携して引き算をしない方が対外的には強いと思う
んだけどなぁ~。
能力ある者に関しては芽を摘まずに伸ばした方がよろしいねん。
日本の将棋ですわ。チェスじゃなくて。駒は再び活かせばいい。またそうでなきゃアカンねん。
もっとも鎌倉のむかむかの種が室町、戦国、安土桃山、江戸・・・令和まで、なくなったかと言う
と決してそうでなく、令和になっても摘みたいらしい。
野党は総じて鎌倉殿スタイルで、批判ばっかりしてますわ。
引き算で考えずに足し算で動けば違った未来もあるのになぁ~。
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