回転焼き
漫画じゃりン子チエにはよう回転焼きが出て来ます。
じゃりン子チエ=昭和の大阪と思われているお方も大勢おられますが、回転焼きを売っているお店は
一軒も我が町内にはありませんでした。
冷やしあめは市場の中の和菓子屋さんにありました。タンクの中に噴水みたいな形で湧いている系
のマシンでプラスチックのコップで1杯いくらで売ってました。オレンジジュースも置いてました。
子供の頃はあんまり美味しくなかったのにプラッシーもケースで酒屋さんに届けてもらってました
で。
回転焼き屋さんは無かったけれど、その分、たこ焼き屋さんは2軒ありました。タコババさんと
野口さん。お婆ちゃんが営む駄菓子屋でたこ焼きも売ってたりですが、10個100円でした。
野口さんは大粒だけど6個100円でその辺りは大阪ですから、10個100円が、6個100円を駆逐し
てしまいました。
そりゃそうやなぁ~と子供心に思ったもんです。
回転焼きはお祭りの時の夜店で買うもんと思ってましたわ。
昭和の頃から長い間1個100円でした。
令和になっても1個100円+消費税なのを埼玉で見かけますので、的屋のオッサン、結構ぼってた
のかなぁ~。チェちゃんでは1個50円とかやもんなぁ。
私はお祭りでは金魚すくい派だったから、回転焼きはほとんど食べたことがありませんでした。
今はあんこだけじゃなくて、チーズにカスタード、お好み焼きスタイルまであったりします。
たい焼きは天然だとか養殖ナンテぷちブームがあったりしますけど、回転焼きは常に地味な存在の
まま令和まで頑張って残ってますなぁ。
歌になることもなく、さりとてまだまだ50年、100年と続く食文化なんでしょうなぁ~。
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