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白刃取り

ワタクシ、剣道少年だったもので、子供の頃、防具を付けずに真剣白刃取りの練習をしたことがあります。

面を付けない状態で竹刀で軽く面を撃って貰うの。それを両の手でパンを受け止める・・・。

自分で言うのもなんですが、そこそこ強い剣士だったんでっせ。

漫画や時代劇では簡単にやってましたけれど、実際にやって見るとアナタ、ゆっくりやってもらっても

パンを両の手が鳴った時には頭をどつかれる。

ちょっと待って、ちょっと待って。もう1回・・・。もう1回・・・と頭が耐えられる間、ずっと練習し

ましたがついぞ成功しませんでした。私が剣豪と言われるほどの剣士ではなかったからかなぁ~。

その経験がありますので、先日の北朝鮮のミサイルですよ。

いざとなったらパック3で迎撃します・・・って言いますけど、あれこそミサイル界の真剣白刃取り。

飛んだ来るミサイル目掛けて飛んで行って迎撃する仕組みですが、レーダーやらなんやらがセットにな

ってる分、私よりははるかに白刃取りもお上手だとは思いますけど、百発百中かと言えばそれは無理。

撃ち漏らすこともあるんやろね。日本の自衛隊は技術レベルは剣豪クラスだと思いますがね。

被害を最小化するためには白刃取りの技術を上げるのではなくて、相手を斬り伏せることの方が簡単でっせ。

そして確実。

どれだけの猛者であったとしても白刃取りに命を懸けるなんてお侍さんは長生き出来へんかったと思います。

簡単な道理でしょ。

嘘やと思ったら、竹刀で白刃取りやってみたらええねん。頭こぶだらけになるから。

※相手が鯉口を切ったら・・・でっせ。刀を抜くのはね。鯉口を切るイコール攻撃の意思を示すことです。

斬りつけられてからでは遅いんですわ。

今の日本は斬りつけられてからしか動けないと勝手に思い込んでいますが、それは違うと思います。

その一撃で被害を受けた方が浮かばれませんよ。

 

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