芸術論
もう2022年も終わりなので、反省をば・・・。
落語にも行かず、外食も減らし、コロナにかかったら死んじゃうかも・・・と年初の頃は思ってました。
免疫力が弱っているかも・・・と言う事で、昨年末から今年の年初にかけて慎重に親知らず抜きましたので
ね。大学病院で抜くことをお勧めしたいんだけど、どうしてもウチで抜くの?なんて言われてしまって。
『えっ?死んでまうの?そんなオオゴトなの?抜くの辞めようか?』
歯医者さんがそう言うからコロナにももちろん弱いわなあと勝手に思い込んでたんですわ。
最近になって、あなたも感染したの、え~あなたも・・・。感染した方からの生の声を聞くにつけ、そんな
にビビることもないようにも思って、ちょっと今年1年損した気分ですわ。
若干持て余した時間をば、芸術に向けて、国立博物館の国宝展を見に行ったりしました。
写真オッケーな方々。これは国宝ちゃいますねん。重文とかかな。
違いの判る漢になろうと思ったんですけど、一度や二度の素通りでは判らんね。
いやいや、精密な筆致だったり、彫刻なら勢いがある・・・なんてのは感じるけどね。
お茶碗3つ並べられて、どれか1つだけ国宝なんてクイズされたら全く判らんわ。
陶磁器、書画骨董は正直、訳か判らなくて、それでいて人が多かったからスルーしちゃいました。
国宝でも、めっちゃ国宝からギリ国宝までいろいろあると思うわ。
それから人気のジャンルもね。
私が大好きな土偶なんて展示場も別会場で、写真も撮り放題でしてん。
なんか縄文は良いでしょ。グッときませんか。
埴輪なんかはつまらん。あげると言われても要らんわ~。たとえ国宝でも。
土偶は『縄文』文化に世界的に脚光が当たっているので、一体3億円ほどで商談成立したケースもある
らしい。(金額じゃないけれど)
国宝展を見に行って、お客様から『ちょっと見て』とご依頼されたら、『なるほど、良い仕事してます
ね~』とか言えるようになりたかったんだけど、結局各種国宝を見て、やっぱり土偶は魅力的やなと
自分の趣味趣向が判っただけですわ。相当立派なお宅でも土偶はなかなかないもんね~。
美を見極める力はないと言うことが判りました。人から言われた事ですが、音楽を聴く能力もないん
だそうです。演歌やフォークはまだ判るのですが、クラッシックとかピアノの演奏とか・・・。
こちらも素養が必要なんだそうです。小学校でも中学校でもそんなんやらんもん。
合唱コンクール、『愛をとめないで』やったからなぁ~。ピアノの曲が流れてきたら寝てもいいのかな
と思ってしまうんだなぁ~。名人の落語はリズム・声の質、話し方が心地いいのでスッと眠れる。
良い音楽を聴くとすぐ眠れると言うのは、頭が・そして体が音楽をしっかりと受け止めているんじゃな
かろうかと本当は思っているんだけど、そんなことを主張できる訳もなく・・・。
『だって大阪弁だから』だって。
キダタローさんだって大阪弁しゃべるよ。なにわのモーツアルトやで~と言ったのですが、残念ながら
キダタローさんを知らんかった。キダさんは関西ローカルなんやね。
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