お財布
この時期になると、ご不幸があったのでと喪中のハガキが届きます。
私もすっかりジジイになったので、どうしても友人知人のご両親が相応の年齢になっていると言うこと
なのでしょう。
他所のご家庭のことは知りませんけれど、我が家では両親がぽっくりあの世に行けますようにと寺社
仏閣に通って神様・仏さまに願掛けをし、延命治療は要らないとよく言ってます。
それは大事なことやで。死んだら骨は大阪湾に散骨するか樹木葬で自然に帰れば一番いいなと言った事
がありまして、なぜだかそれはすごく怒られました。もういい歳なのですが、達観できない凡人なので
しょう。
さてさて。中国の軍拡、台湾有事そして北のロシアに北朝鮮と3方面からの核の攻撃に備えにゃならん。
先進国はGDPの2%は軍事費に充てて、世界の秩序の維持に努めようと言う声に押されて日本もそれに
倣おうと言う約束を岸田さんがしてきました。
私自身は日本も先進国の一角として世界を相手に商売をしていることもあるし、それはやむを得ないと
思います。そこでオカネをどうやって工面しようか?と与党で揉めてますんやね。
『福祉が』と言う野党はお呼びじゃないので(責任は果たさにゃならん)あって、増税か、国債か、はたま
た経済を良くして税収増を図るとかいろんなプランが出てますわ。
そこで冒頭の話しが出て来ます。終末期医療の在り方を変えたら簡単にオカネが出るんちゃうの?
2019年度の国民医療費の総額は44兆円。どこから出ているかと言いますと、国・地方からの公費が17兆
保険料からが22兆、国民負担が5兆円なんですって。1985年の国民医療費は16兆円だから、3倍になって
しまってる。ちなみに2019年の一般会計歳出は12兆円ですって。
若いうちはそうそう病院にも行きませんので、やっぱりお年寄りの医療をなんとかせにゃならんのと違う?
ウチのオカンだけじゃなくてお年寄りはピンピンコロリと逝きたいと願ってますやん。平均寿命が84歳とか
なんとか長寿を誇らなくても良いんじゃないの?歳を取るとガタが来るのは仕方ない事。自分で食事から栄
養が取れなくなったら天寿を全うしたとみんなが納得すればいい。
こんなことを言うとお年寄りが怒るので、与野党みんな、言えないんだそうです。お年寄りだけじゃなくて
献金先の医療業界も怒るんですって。
もうコロナで十分に儲けたんちゃうの。
こんな時だから10年だけ辛抱してとお願いしたら、世間の意識は随分と変わると思うけどナ。
ピンピンコロリを祈願しに寺社参りなんてことは少なくともなくなるよ。
喪中はがきが来た方の数人とお話しする機会がありましたが、長い間患っていた方はご本人も家族も気の毒
だなと感じます。一方でほとんど患うこともなく天に召された方は幸せだなと感じます。
命について、医療のあるべき形とは・・・と言う事に関してはもっと真剣に考えた方がいいのではないかと
思いまっせ。
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