ルール
ミドリガメとアメリカザリガニが今年の6月から条件付き特定外来生物に指定され、自然界に放出したり販売
をすると3年以下の懲役または300万円以下の罰金となる可能性があるんだそうです。
双方子供の頃から自然界に居た生物なので、へぇとしか思わないけれど、Youtube で自然の河川でガサガサ
をやられる動画を見ていると、獲れる大半がミドリガメだったと言う検証動画を見ましたが、なるほどなぁと
とも思います。イシガメなんかと比べると圧倒的に動きがミドリガメの方が早くてどん欲だから、イシガメが
駆逐されちゃうんだな。
もっとも今は外来種と言う意識が、ミドリガメとブラックバス、ブルーギルは強くなっているから自然界に逃す
方も居ないんじゃないかと思うんだけど。琵琶湖のブラックバス、ブルーギルみたいに漁師さんが駆除すると言
うのではないみたいだから・・・。
最近では金魚や鯉も人間が作ったり、他所から持ち込むモノだから放流しちゃダメと言うことになっているらし
い。水質がきれいになり、昔のようにメダカやタナゴ、フナなどが泳ぐ河川に戻ればいいんだけど果たしてそう
なるのかどうか。
在来種と言う考え方も、いつの時代に戻そうと言うのかよう判りませんねん。
食物連鎖の頂点にして、繁殖力の強い種を絶やして・・・と言うけど、そうなると次に強い種が繁栄するだけの
ような気がして、ずっと監視してなきゃダメになっちゃうんじゃないの?
護岸工事をするからウナギの数が減っていて絶滅危惧種になりかけていると言うのも聞きますけど、さりとて護岸
を壊すと言うのも難しいもんなぁ。
ありのままの自然を遺すと言うのは、急峻な河川が多い日本ではなかなか容易じゃないですわ。
どこかで線を引かなくちゃなんでしょうけど、作為的に線を引くと種の優劣を左右しちゃうし、実質放置すると
ミドリガメやアメリカザリガニみたいになると言うことなんだろうけど、子供のころから考えると50年ですわ。
50年前から放置で今のミドリガメやアメリカザリガニの繁栄っぷり。
猛烈とか爆発的な増え方でもないような気がするけど・・・。
河川や湖沼のミドリガメやアメリカザリガニの勢力図が多少変わっても、我々の生活にあまり影響はない気がす
ると言うのもあかんのやろうね。さすがに50歳を越えて、ガサガサをしてカメやザリガニは捕まえないから近所
の河川・湖沼のカメ事情ナンテ知りようがないもんなぁ。一生涯考えない方も多い気がする。
法律の趣旨からすると、何もミドリガメやアメリカザリガニみたいに個々の種を指定せず、在来種以外の全生物を
離したら懲役または罰金300万円以下でいいんじゃないの?
いちいち調べなきゃ判らない法律を作るより、一律禁止でいいじゃない。目指せ昔の河川・湖沼ってことで。
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