変えようよ
5月3日は憲法記念日。
と言う事で、少し真面目に憲法のお話しを・・・。
護憲・改憲と言いますけど、憲法制定から80年弱の年月が経過しちゃっている訳で、80年前では想定できなかった
事態もある訳ですよ。
軍事面だと、昔は軍艦や空母で相当に日本に近づいて来ないと航空機も含めて爆撃が出来なかった。
故に、攻めて来られるぞと言うのが察知で来た。それが今ではミサイルを撃たれると分単位で日本に着弾してしま
う。これに対応しなきゃならない訳ですよ。それでも従来のミサイルみたいに放物線で飛んで来るのならば迎撃が
出来ると言う『憲法』に縛られた制約で、もしミサイルが撃ち込まれたら、撃ち漏らしもあるかもだけれど、なん
とか頑張ります・・・と言うことでした。
さて、今では。
ミサイルの軌道が滑空等により自由に変えられるようになってしまったために、空中で迎撃と言うのがほぼ難しく
なってしまった。
どうするのか?と言うと、『憲法』を肯定したうえで、現在の技術水準によると、もう打つ手がないらしい。
護憲派のみなさんは憲法に書いてあるんだから、もうその時は諦めろと言うんでしょう。外交手段で・・・と叫ん
でいるけれど、それで解決したら戦争は起きないんだな。外交が決裂した時、またはいきなりミサイルが撃ってこ
られる際にどうするの?と言う想定に、そんなことは考えるなと言う話しだ。
憲法が想定する軍事技術が80年という月日の中で許容値を越えちゃったんだな。
だとすると、憲法の方を変えなきゃ仕方がない。80年という月日の流れですっかり体系が変わったのに、80年前
の洋服を意地でも着続けようとしているみたいなもんですわ。
体系が変化したらお直ししたらいいじゃない。
そりゃ80年前の体系を維持できれば結構ですけどね。
私は時代時代で最善と思われるように服装はいつでもリペアすればいいと思います。
大事なのは『維持』することではなく、『機能』だ。
服装をまとうことによって得られる恩恵こそ大事だと思うよ。
簡単な話で、これが80年という月日だから護憲・改憲とまだ議論できるのであって、500年、1000年というもっと
長いスパンで考えると絶対に時代にそぐわないものが出て来るやんか。
変えないのは美徳じゃないってぱ。無理して変えないのは愚の骨頂。
時代に合う、最高の憲法を常に維持していくことこそが憲法審査会のお仕事なんだと思うんだ。
『変えない』と護憲を主張するってのは仕事をしないことを堂々と宣言しているみたいに見える。
ちゃんとオカネを貰っているんだから仕事してくださいよ。
世論調査でも改憲支持が六割を超えているそうだ。バンバンとミサイルが飛んで来る昨今、さすがにこのままじゃ
ダメだよねと思う人が増えているのも当然のことだと思います。
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