« 謝罪 | トップページ | 万博 »

思考

日本の8月は終戦の絡みで『戦争』に関する報道番組が多いです。

例年であれば『反戦』なんだけど、現在ウクライナを侵略しているロシアとの戦争があり、NATOに

フィンランドが、そしてスウェーデンが加盟する運びであること等々、長年『中立』を保っていた

国が戦争に巻き込まれるのを避けるために同盟入りする事態になっていることから、『反戦』と言い

続けていれば戦争に巻き込まれることはないんだろうか?と言う議論が増えてきており、私は良い事

だと思います。

軍事力・軍事費の不均衡は、勝っている側が攻めたいと言う意欲を掻き立てることであり、それをヘ

ッジする手段として『同盟』がある。

ただ万一の時、『同盟』が機能するのかと言う問いに対し、河野元統合幕僚長などは、疑念があると

お話しになられておりました。あくまで2国間協議のうえでの同盟が大事だと・・・。

自国の利益の確保を目指す中で、やはり軍事の不均衡は起こすべきじゃないんだろうな。

台湾や尖閣における離島防衛が、軍事力の不均衡から昨今話題に上るようになっている。

ここで問題なのは不均衡もさることながら、『武力』を信奉する独裁者が一国のリーダーである場合、

今のロシアのように国際ルール等全く無視して侵略を実施し、国連など全く機能を果たさない。それ

がウクライナの状況だと言うこと。

核爆弾など使わないし、また使われても行けないとは思うのですが、ロシアの傍若無人なふるまいを

阻止できない理由もまた核爆弾の使用のリスクがあり、それがNATO諸国にもたらす影響を懸念して

いると言う事実。

核のない世の中を創りたいと思うのですが、持っている国と持たない国の格差がある間は、その実現は

無理であって、アメリカとソ連の例じゃないけれど、世界中の国が核を一度持って、それこそ地球が壊

れちゃう?事態になって初めて、核の抑止力の名のもとに全廃が実現するんじゃなかろうかと思う。

核なぞ使うモノじゃないんですよ。核なき世の中を創りますと核で亡くなられた方々には誓うのだけど

その具体的な実現方法はと問われると、いくら日本が今のまま、核の悲惨さを訴えても実現はとても

厳しいと思います。

冒頭の『軍事力の均衡』を保つ努力の為に、日本も核を持たねばならないと言う事態が、近隣国の軍拡

状況次第ではありうると言う頭の体操と言うのか議論は必要なんだろうな。

北朝鮮にも20発くらいの核があると言う噺だし、中国は2020年段階で320発だが、近い将来アメリカに

対抗するべく1000発を目指していると言います。

全世界の国々が持つのか、核シェアと言う概念で『均衡』を演出するのが良いのか、これは判らない。

核を持つ国が圧倒的な強者で、核を威嚇の材料として使用する国が現在の、そして今後のロシアの状況を

横目で見ながら真似をして現状を武力により変更しようとする国が現れた場合、持つか持たぬかで厳然たる

違いが出る。ロシアの暴挙が何年間もG7その他の首脳が角突き合わせても制止できない。今後の戦況如何

ではその無理が通ってしまうことだってあり得て、それを眺めているより仕方がないと言う事態が起これ

ば、尚の事その危機が増してしまう。

はだしのゲンも読んだし、映画でも見た。広島の、そして長崎の原爆資料館にも行き、資料を多数見て

また考えました。

1945年の日本に続く原爆の被害を、もはや世界のどの国、エリアにおいても生じさせない。またその

努力をしなきゃダメだ。

見ないふり、考えないふりをしちゃダメなんだと思います。

戦争自体が無くなれば一番良いのですが、少なくとも核戦争は避けなきゃ広島・長崎で被害に遭われた方々

に申し訳が立たない。どうすべきなのか、しっかり考えなきゃいけないとウクライナ戦争が起こっている今、

そう思います。

日本に旅行に来られた外国の方々が、京都などの観光地の他に、広島や長崎を訪れ、原爆資料館を見学され

るケースも増えていると聞きます。見て、感じて、核は使っちゃいけない、また平和利用以外で使っちゃい

けないと言う声が全世界を覆い尽くせば・・・。

民の声が浸透してもなお、持つ優位性を放棄したいと言うリーダーが現れるか否か。

軍事の均衡を壊すことは勇気が要る事なんだろうと思うんだ。

均衡を保ちながら、互いに軍拡で疲弊し、均衡を保ちながら軍縮しようよと双方が思えなきゃ事態が進まな

い。一足一刀の間合いを維持し続けなきゃダメなんだ。ロシア・ウクライナ戦争に起因して、現在各国の間合

いがジリジリと近づいてしまっている。そこにコロナ禍等による経済的な打撃が空気を乱す。移民問題が各国

に疲労感を感じさせ、他文化、他民族への寛容さが無くなっていくのも悪材料だし、中国経済の悪化が顕在化

してしまっている中でそれが暴発すると深刻な経済的打撃が世界に出る。

間合いが取れなくなると紛争が起こりやすくなってしまう。

雲行が怪しいからこそ、考えて危機を回避しなければ。

 

|

« 謝罪 | トップページ | 万博 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 謝罪 | トップページ | 万博 »