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コイ

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最近、よくお邪魔する芝川つり堀センターさんで、社長さんを交えての会話を楽しんでおりましたら

コイヘルペスと言うコイの病気のお話しがありました。

農林水産省のホームページによりますと、平成15年から今に至るまでコイヘルペスは続いているらし

いです。コイヘルペスとは、黒いコイとニシキゴイに感染する病気で、コイの免疫力が落ちると徐々

に弱ってエサなど食べなくなりやがて死んでしまうと言うもの。

池や川で釣ったコイが感染している場合、他所の池や川に放流されてしまうと、新たな池や川でも

コイヘルペスが拡がってしまうんですね。ブラックバスやブルーギルを放流しちゃダメと言う認識

は幅広くみなさん持たれていますが、コイは病気の観点からも放流しちゃダメなんです。

(コイも貪欲な食欲で、ルアーなんかにもヒットするから生態系保護の観点でも放流は禁止なんだと

思いますよ。)

コイヘルペスの平成15年以降、コイの釣り堀は激減しました。肝心のコイが死んでしまうから釣り堀

の経営は大変だったろうと思います。

芝川つり堀さんではどう対処されたんですか?と尋ねましたら、コイを放流しても放流しても死んで

しまうのでコイを放流しつつ、草魚と青魚を導入したんだそうです。草魚は日本にも居るのでその生産

者から分けて貰うのと同時に青魚は中国から輸入したとのこと。

今も芝川には『ウルトラ』の名で青魚が居ます。1メートルの池の主なんですが、当時はもっと小型の

青魚を導入して急場を凌いだらしい。

今の若者はルアーやフライフィッシング、海釣りが主流で、ヘラブナ釣りをされる方はまだ少し居ます

けど、鯉の釣り堀で釣りをする人はめっきり減ってしまいました。釣りキチ三平ブームの昭和40年・50

年生まれ辺りの世代がかろうじて・・・と言ったところでしょうかね~。

芝川つり堀センターさんのベテランさん、名人上手の域に達している方々もその世代が多いですわ。

芝川さん、25周年記念だそうですが、20年くらい前は24時間営業で、芝川で寝泊まりするツワモノも

居たそうですが、今はその方々も40代後半から50代、60代・・・。夜の0時で営業終了になってしまい

ました。

当時は釣り座を確保するのも大変だったらしいですが、今では満員になることは夏休み等の一定期間が

中心です。聞くところによるとがまかつさんでも釣り針の在庫不足があるほどに生産量も減っているん

でしょうな。昭和の頃なら考えられませんで。

コイヘルペスは当面なくならない中で、またコイ釣りブームが来たら嬉しいけどなぁ~。

ここで芝川つり堀センターさんのPRタイム。

土日・祝祭日は朝9時~夜の0時まで、平日はスタートが朝10時からに変わり、閉店は同じく0時までで

す。竿は芝川さんからレンタルを受けます。ウキも同様でエサは持ち込み禁止で、店内で販売している

うどんか練り餌を使うスタイル。つまりは手ぶらでOKと言うやつです。また釣り竿やウキは買って芝川

に置いておいて・・・と言う、ワンランク上の遊びも出来ます。ワンランク上になると大会やビンゴ等

の芝川の行事に参加できるようになり、ますます楽しい世界が広がります。

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釣れる魚種は、コイ・・・スーパージャンボ、大鯉、大緋鯉、中緋鯉、中鯉、草魚・・・大草魚、中草魚、

アルビノ草魚にアルビノ大草魚、ヘラブナ、ナマズ、ワタカ、ニゴイ、ウグイ、時にはニジマスなんかも

入っています。そして池の主の青魚ですね~。それから金魚も釣れます。それぞれポイントが付されてい

て毎回、ポイントのスタンプを貰っていき、大会やビンゴ等のゲームポイントも加算されて、年間チャン

ピオンが決まるスタイルです。

2022年は私は20位でしたが、2023年10月末現在の私のポイントは3469ポイントで第9位です。

よう数えたな~と言う数でしょ。ちなみにトップは5000ポイントを越えてますねん。

70代の方から20代の若者の常連さんたちと仲良く釣りをするってのは楽しくていいですよ~。

これまでは一人黙って黙々と釣りをしていたのですが、今ではすっかり周りに溶け込んでよう喋りながら

釣りしています。あっそうそう。子供さんたちに釣り方を教えることも時々やってます。

今はお子さんに声を掛けるのもちょっと難しいですからね~。

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釣り堀内に年間20位の写真も飾られているから、ギリギリ教える資格もね~。

ほら、こうやったら・・・ん~釣れないね~。おかしいなぁ~。

こんな時もしばしばあって、他の名人上手が笑いを堪えているナンテのもありますがね。

そんな時には名人上手が代わってくれたらええんですけどね~。

未来の常連さんを育てるのも必要ですもんね~。

釣りはやっぱり釣れた方が楽しいし。

一般の方々も、ベテランさんに気軽にお話しして技の披露を受ければすぐに上達するんだけど

50代、60代のおっさん達に声を掛けるのはなかなかハードルが高いもんね。

私だって1年かかったです(汗)。

芝川さんにはヘンテコな常連さんは居てないから実は平気なんだけど。

噛みます、注意みたいなオッサンは居てない・・・?かな。

ハハハ。

 

 

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