悲しいですわ
先日、桂雀々さんが64歳と言う若さで亡くなられました。
桂吉朝さんも若くして亡くなられたし、何も米朝一門にだけ・・・と言うことでなく、落語家さん
はちょっと若くして亡くなる方が多くない?と思ってしまいますわ。
なぜ?と考えると『正座』を長時間するのがあかんのかなぁ~と思ったり。
たまたまなんかも知れませんけどね。
桂雀々さんのライブには何度となく行かせてもらいましたが、これから歳を重ねて行くうちに、いい
噺家さんになるやろうなぁ~と思っていただけにとても残念です。
噺家さんと健康管理。落語って言う芸能が短時間で完成しない話術だから、どうしても芸歴何十年と
言う熟成期間を要してしまうだけに、やっぱり長生きしていただいて、芸を披露し続けていただきた
いなと思うんですよね。もっとも亡くなられた小三治さんがお話しされておりましたが、60歳を越え
てくると体力が衰えて来るからそこでも葛藤があるとのことでした。
これもよく判りますね。人間だもの・・・と言うやつです。
噺家さんはどんどん増えて居るようですが、息が長い芸能で何十年と人気者で居られる芸能であると
も言えるけれど、その一方でえげつない芸能でもあると言う事ですわ。
ファンだった噺家さんの訃報、ましてや70代、80代と言う年齢ならまだしも若い方の訃報は辛いです。
なんとももったいないなと・・・。
謹んでお悔やみ申し上げます。
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